GET IT LIVE 5th これまでとこれからについて

 

 

 

 

 

 

 

 

この度、GET IT LIVE 5thはお客様、出演者様、ライブハウススタッフ等の多大なご協力、ご理解のもとで無事におこなうことができました。

ライブ企画運営スタッフ一同、深く御礼を申し上げます。

少し文章が長くなりますが、これまでのヒストリーを。

しばしお付き合いください。

※掲載当時の情報(バンド名、アカウントなど)がリンクされます。

現在も継続しているかはそれぞれのバンド、ユーザーへご確認ください。

※掲載当時の記事はGIEに帰属します。誤った情報拡散は控えてください。

 

このライブ企画は6年前、恵比寿のライブハウスから始まりました。

当時は企画運営スタッフも3名で未知の試みであり、エンターテイメントを元気にしたい。

アマチュアで活躍しているバンドだって十分に魅力があり、それを少しでも伝えたい。

バンド自身を応援したい。という純粋な思いからGET IT LIVEが始まりました。

いきなりライブハウスを貸し切って、イベントを開催するといってもスタッフ3名は全くの初体験でしたので、当時はとあるバンドとの合同企画として企画が始まりました。

 

『GET IT LIVE!! 1st ~Trick or Rock~』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなり初めのライブイベントから賞レースをはじめました。

合同企画したバンドと我々スタッフ等で審査員になり、10バンドの出演でこのバンドが来る!!って知りたかった。

見たかったと思っています。ライブの写真が見当たらずですが、

当時のインタビュー記事が上がっています。

バンド名やメンバーは替われども未だに頑張っている人たちです。

記事:Act.2:GET IT LIVE!! 1st グランプリ獲得バンドの魅力とは

記事:The Misspergers:GET IT LIVE!!1st 『GIE賞』獲得バンド 記念インタビュー

※当時の記事なので、連絡先・アカウントは変更している可能性があります。

記事の著作権はGIEとなりますので転載不可。

 

「GET IT LIVE 2nd」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1stがとても楽しく、なにより私たちスタッフが若かった(笑)

ここからスタッフが2名増えて、できること、やりたいことも増えました。

なにがうれしかったかというと、1stに出てくれたバンドが少しでも2ndに出演してくれたことです。

2ndも総勢10バンド(弾き語り含む)が出演し、賞レースも継続。

でも対バンへのリスペクトは忘れないといった、なんとも不思議で、懐かしさを覚えるイベントだったと回顧しています。

それも音楽、それもご縁だと思うのです。

記事:2017/9/17 GET IT LIVE 2nd 無事成功!

※当時の記事なので、連絡先・アカウントは変更している可能性があります。

記事の著作権はGIEとなりますので転載不可。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「GET IT LIVE!! 3rd」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

懲りずに3rdに突入しました。

賞レースや出演バンドもマンネリ化してきたので一新するか、なんて声もありました。

でも3rdをやろう!となったきっかけは、他でもないこれまで出演してくれたバンドさんの声だったんですよね。

もちろん社交辞令だったかもしれません。思ってもないことだったかもしれませんけど、

実際に3rdになっても同じバンドが出演していたんですよね。

別に2ndで賞を獲得してないバンドもいました。特にノルマだって安くはないと思い、

失礼ながら「なんで毎回出演してくれるの?」と、とあるバンドに聞いたことがあります。

「え、それはみんなとまた会えるから。ただそれだけ」

この返答には衝撃を受けました。いつの間にかこのライブが彼らバンドマンにとってホームになっていたなんて

思ってもみませんでしたからね。

記事:そろそろGET IT LIVE!! 3rdですよ!

※当時の記事なので、連絡先・アカウントは変更している可能性があります。

記事の著作権はGIEとなりますので転載不可。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「GET IT LIVE 4th」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いろんな諸事情があり、恵比寿のライブハウスから四谷のライブハウスへ

企画を変更することになりました。

ここから世話人の私も、ライブハウスを変えただけでいいか、少し悩みました。

でもまあライブハウスも予約しちゃったしね、やーれやれ、いっちょやっちゃいますか。

っていう想いでした。でもそんな表面(おもてづら)ではありましたが、

やっぱり日程が近づくとワクワクしてしまいました。仕事なんか手につかないこともしばしば。

また出演してくれるバンドがいる。出演はできなくても観に来てくれるバンドマンがいる。

それは代えがたい財産です。くさい台詞ですが、思い出とは忘れないし、写真・絵・音・人、いろんな形で

残り続けてほしいと思うひとときでした。

記事:遂に出演陣が決定!10/13(日) GET IT LIVE 4th

 

またこのときに今でも被害の爪痕が残る最強台風が関東全域にライブ前日に直撃し、

1つバンドが出演できなくなるほど大惨事でした。

これにはスタッフ一同も前日、深夜1~2時くらいまで会議をおこない、

「ライブを開催するんだ!」「ライブやめろ!」「開催するしかないだろ!?」

という具合で、大紛糾しました。

日本の戦争もこんな感じだったんですかね。

たとえ話が非常識かもしれませんが、我々スタッフも多額のライブ費用が発生しており、

本当にこのライブは勝算があるのか?誰が責任とるんだ?!というプレッシャーが凄まじかったことを忘れません。

最終的には世話人の決断になり、開催を決定しましたが、決めてからというものスタッフのみんなが

文句言わずに死に物狂いで調整と現場対応してくれたのは感謝に堪えません。

私にとって良き戦友だと思っています。

それについてきてくれたバンドの皆さん、ありがとうございました。

記事:【お知らせ】台風によるGET IT LIVE 4th開催について

 

「2020年度 GET IT LIVE 開催中止」

とにかく最悪でしたね。

なんだコロナって。なんでこんな人が死んでるんだ。なにが問題なんだ。

未知のウィルス到来でしたね。音楽がピタッと止まった。

これまでも戦争、災害、事故には常に音楽が寄り添って、人を元気づけて乗り越えてきたと思います。

今回は音楽をすること=悪というような感覚でした。

なんだこれ。と思いながら抗えず、今年はライブを開催するかしないか、ではなく。

初めて「できなかった」という選択がスタッフ一同には残されていました。

記事:2020年度 GET IT LIVE 開催中止について

 

「GET IT LIVE 4.5 ~オンラインだョ!全員集合!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「できなかった」から数ヶ月。

音楽も黙って死ぬわけではありませんでした。

オンライン配信ライブという新しい音楽様式が生まれていました。

ああ、これならできるじゃないか。というのが率直な感想。

また出演を快く受けて下ったバンドも多くいました。

しかもスタッフの発想から、ただライブをオンラインで配信して終わりではなく、

ライブ配信→フリートーク配信サービスを新たに展開しました。

これは当時、どのライブハウスでもやっていなかったんじゃないかと自画自賛しています。

貴方がお客様だとして、ライブおわったらバンドマンと会話したくありませんか?

記事:GET IT LIVE 4.5 ~オンラインだョ!全員集合!~ ライブ・フリートークタイム情報

 

「GET IT LIVE 5th 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遂に6回目(※前年は4.5th)の開催となりました。

コロナ渦は一進一退で、緊急事態宣言が終わったと思ったら

また第○波!医療崩壊!政府の指示!というネガティブなニュースしかありませんでした。

4.5thをやり終えたとき、従来通りの集客型のみのライブ形式は困難で理解が得られないものと感じておりました。

GIEのライブは過去に何度も出演いただいたバンド、お客様の家だと思って維持してきました。

バンドがコール&レスポンスを求め、酒を飲みながら、その場の客同士で手を振り、

腕を上げ、ライブが終わればフロアで早く撤収しろと促しても残る人たち。

こうした場面が今は難しいものと感じております。

またバンドマン・スタッフも普段は仕事を抱えており、大きく行動制限をかけられている現状もありました。

しかし、ようやく20代までワクチン接種も進んできたところから今回ライブハウスの有観客、一部オンライン配信の併用型としてライブを開催いたしました。

 

【これまで出演いただいたバンド様※出演当時の名称】

・前座ボーイズ:3回出演

・pentafar:3回出演

・Roll in space:1回出演

・yuvuy:1回出演

・Act.2:1回出演

・The Misspergers→ザ・ミスペルガーズ(改名):5回出演

・成田あより:2回出演

・anello:3回出演

・藤野有理に会いたい:1回出演

・TOTAL BAD CONDITION:1回出演

・Hollow Bug:1回出演

・Manatea:1回出演

・FAME GROWTH:1回出演

・Jack of all trades:1回出演

・adelaide:1回出演

・oscilloscope.:2回出演

・LasTra:1回出演

・Master of Science:1回出演

・井藤滉人:1回出演

・リレットレイン:1回出演

・Yet low Light:1回出演

・日吉雄大:1回出演

・裏口逃亡劇:1回出演

・窓際暴走族:2回出演

・Solohara Quartetto:1回出演

・SOUND TABLE:1回出演

・Milky tissue papers.:1回出演

・Apple Butter:1回出演

・aquarium:2回出演

・suXession:1回出演

・Encounters of the unknown:1回出演

・イヌイトシヒロfrom窓際暴走族:1回出演

 

これまで32バンド(弾き語り含む)に出演いただきました。

ご出演いただきありがとうございました。

 

年に1度のライブです。

たった1度の音楽ライブですが、本当に大勢のバンド、お客様の支援があって

毎年やってこれたと実感しております。

当時出ていただいた出演バンドは解散していたり、休止していたり、メンバーが替わっていたりと、

様々な化学反応がおきていますが、その一瞬を全力で走ってくれた方々であり、

最大限の賛辞を送りたいと思っています。

最後にスタッフも長年に渡り、多くの課題に当たっては議論を重ね、時には衝突もありましたが、それぞれがライブを成功させたいという想いが一致していたからこそ、

ここまで頑張っていけたのだと思います。

延べ人数で10名のスタッフがこのイベントにそれぞれの年次で貢献いただきました。

ありがとうございました、お疲れ様でした。

6年前、私たちスタッフは20代半ばでした。

いまは30代に入り、最愛の人ができ、子供がいるスタッフもおります。

30代といえばまだまだ若い?と自負しておりますが、

少しだけ、疲れました(苦笑)

 

GET IT LIVEという企画はこれにて一度ピリオドを打ちます。

しかし、サイドストーリーやしれっとスタッフが後継イベントを企画するかもしれません。

コロナも治療薬が流通し、再びライブハウスが湧き上がるシーンが帰ってくることを祈っています。

そのときは、再びGET IT LIVEの屋号を掲げて皆さんとお会いできればと思います。

それまでお元気で、また会いましょう!

三拝九拝

 

GET IT ENTERTAINMENT

GET IT LIVE 世話人 森

 

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